カモミールの花言葉で知っておきたいのはどんなこと?

カモミールの花言葉で知っておきたいのはどんなこと?

カモミールの花言葉には、可愛らしいものやメッセージ性の強いものなどがあります。カモミールといえば、白く小さな可愛らしい花。ハーブティーとしても有名で、優しい香りがするローマンカモミールのアロマなども人気があります。

そこで今回は、そんなカモミールの花言葉や期待できる効能、育て方などについても詳しくご紹介していきましょう。


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カモミールの花言葉で知っておきたいのはどんなこと?

 

カモミールとはどんな花?

カモミールはキク科シカギク属の植物で、学名を「Matricaria chamomilla(マトリカリア・カモミラ)」といいます。原産地は北ヨーロッパおよび西アジアで、現在ではヨーロッパから西アジアにかけて分布しています。

日本には、江戸時代にポルトガル人やオランダ人によって伝えられたとされています。かなり広く普及しており、道端や花壇の近くなどにこぼれ種が育って花が咲いていることも。

カモミールの花はデイジーによく似ていますが、リンゴのような甘い香りがすることが特徴です。草丈は30~60cm程度で、茎はまっすぐ伸びた後で多数枝分かれします。

また、カモミールには一年草の「ジャーマンカモミール」と多年草の「ローマンカモミール」という2つの品種があります。ハーブとして用いられておりポピュラーなのは「ジャーマンカモミール」で、和名では「カミツレ」と呼ばれています。

「ローマンカモミール」はキク科カミツレモドキ属の植物で、学名を「Anthemis nobilis(アンテミス・ノビリス)」といいます。

 

期待できる効能について

可憐な花を咲かせるカモミールですが、実は様々な効能が期待できます。一般的に知られる「ジャーマンカモミール」には、鎮静作用や安眠効果、リラックス効果などが期待されています。

人々を癒すハーブの代表格として人気があり、紀元前1500年以上も前から古代エジプトで重宝されてきたのです。ストレスによる疲れや緊張などに悩まされている時は、カモミールティーを飲むとホッとした気持ちになれる可能性があります。

精油では「カモミール・ジャーマン」と表します。香りはそれほど強くなく、リンゴのような甘さと共にフレッシュ感を楽しむことができるでしょう。

「ローマンカモミール」は、やや小ぶりな花を咲かせる多年草。カモミールティーにすると苦味が強い傾向にあるため、ミルクティーとして楽しむ人が多いようです。

精油では「カモミール・ローマン」と表記され、甘くフルーティーな香りに癒されるでしょう。不安やイライラを和らげてくれる効果が期待される成分が含まれています。

 

カモミールの花言葉

カモミールの花言葉には「あなたを癒す」「逆境に耐える」「苦難の中の力」と様々なものがあります。「あなたを癒す」という花言葉の由来は、カモミールのハーブが持つ効能といわれています。

また「逆境に耐える」「苦難の中の力」は、種がこぼれて自生で増えていくカモミールにぴったりな花言葉といえるでしょう。これらは全般的なカモミールの花言葉であり、品種によってまた異なるメッセージが込められています。

まずジャーマンカモミールの花言葉は、「逆境に負けない強さ」「親交」「仲直り」です。カモミールの花を贈ることにより、友人や大切な人を応援する気持ち、よい関係を築きたい意思をアピールすることができます。

ローマンカモミールの花言葉は、「逆境に負けない強さ」「生命力」「精神力」です。強さを感じさせる花言葉が多く、新しいチャレンジを控えている人へのプレゼントにベストです。

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カモミールの育て方

カモミールを育てるうえでは、日当たりと風通しのよい場所を選ぶことがとても大切です。日当たりのよい場所で育てると花付きがよくなり、風通しがよいことで病虫害を予防できる可能性があります。

植え付ける時期は3~4月、あるいは9~10月です。水やりについては、土の表面が乾いているかどうかを確認してから行いましょう。ジャーマンカモミールの場合、地植えなら晴天続きの時期は水をやり、鉢植えなら葉水を与えると美しい花を咲かせてくれるでしょう。

ローマンカモミールの場合、基本的に乾燥気味にしておくことが必要です。地植えの場合は、高温乾燥期には朝に葉水を与えてハダニによるトラブルを防止しましょう。

鉢植えなら、土の表面が乾いた頃に水を与えます。栽培の難易度は、ジャーマンカモミールよりもローマンカモミールのほうが少し高いとされています。

 

様々な楽しみ方がある!

香り高く見た目が可愛らしいカモミール。様々な魅力があり、楽しみ方も幅広いことが特徴です。例えばハーブティーやミルクティーを作ることができます。

ポットに乾燥したカモミールの花とお湯を入れてカップに注ぎ、お好みでハチミツや温かいミルクを入れれば、おしゃれで美味しいお茶が完成します。

緊張や不安で眠れない夜や冷えが気になる時に飲むと、体がポカポカしてきて自然と眠れることもあるかもしれません。また、ドライハーブをお風呂で楽しむというアイデアもあります。

家庭用の浴槽なら20g程度がよいでしょう。入浴用のハーブも販売されていますので、正しい使い方や注意点などを調べたうえでトライしてみてくださいね。

 

いかがでしたか。

カモミールの花言葉については知らなかったけれど、普段の生活の中でカモミールの花を見かけたことがあるという人は多いはずです。白い花の可憐な姿にとても癒され、カモミールについて詳しく知りたいと思った人もいるかもしれません。

美しい花にぴったりの素敵な花言葉がたくさんありますので、部屋に飾ったり庭で育てたり、はたまた大切な人にプレゼントしたりして生活に取り入れてみてくださいね。

 

まとめ

カモミールの花言葉で知っておきたいのはどんなこと?

・カモミールとはどんな花?
・期待できる効能について
・カモミールの花言葉
・カモミールの育て方
・様々な楽しみ方がある!

 

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