女性が拒絶する心理になるのは、どのような時が多いのでしょうか。心理を把握することにより、現在の自分の心の状態が分かる可能性があります。
では今回は、女性が拒絶する心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の行動に役立ててみてください。
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女性が拒絶する心理になる時
女性が他者(特に恋愛や親密な関係において)を拒絶する心理になる背景には、様々な感情や状況が影響しています。まずはこちらの内容を詳しくご説明していきましょう。
傷つくことへの恐れ
過去の恋愛や人間関係で、裏切られたり深く傷つけられたりした経験がある人もいるでしょう。この場合、「これ以上親密になってはいけない」という強い警戒心から、心のシャッターを降ろすことがあります。
拒絶されることへの恐れ
自分から関わって拒絶されるよりも、先に相手を遠ざけることで、自分のプライドや心を保護しようとします。「どうせ最後は離れていく」という諦めの心理が働く場合もあるでしょう。
弱い部分を見せることへの抵抗
相手に心を開くと、自分の弱い部分や欠点を知られてしまうように感じることも。それに対する恐れがあり、「完璧でいたい」というプライドが邪魔をする場面もあるでしょう。
関係性の変化への不安
例えば友人関係など、今の安定した関係を壊したくないという思いが強いことも。関係が進展した結果、現状が悪くなることを恐れて拒絶する心理が働くケースもあるのです。
嫌い避け
容姿や言動、衛生面など、理由を説明できない本能的・生理的な拒否反応がある場合には、無意識のうちに拒絶する心理になる可能性があるでしょう。避けないようにしたい気持ちがあっても、それが難しい場合もあるのです。
価値観の大きなズレ
将来のビジョン(結婚観、仕事観、子育て観)や、ジェンダー観(男尊女卑的な考えなど)に大きな隔たりを感じることもありますよね。
特に現代の女性は、パートナーシップにおける平等性を重視することが多く、分かり合えない相手だと感じると距離を置こうとする場合もあるでしょう。
自分勝手さの察知
相手が自分の都合ばかり押しつけてきたり、共感性や思いやりが欠けていると感じたりすることもあるでしょう。
このような場面で、「自分は都合よく利用されているのではないか」という不信感につながることがあります。
好意への戸惑い
相手からの好意に気づいていても、その気持ちに応えることができないと判断する時もあります。
このケースでは、相手に期待を持たせないために、あえて冷たい態度で拒絶のサインを出すでしょう。
余裕がない・ストレスが溜まっている
仕事や家族の問題などで心身共に疲弊していて、新しい関係や恋愛に向き合う精神的な余裕がない時もあります。このような時には、誰かと関わること自体が重荷に感じられるでしょう。
他に好きな人がいる
既に他の人に好意を持っている場合、違う男性が近づいてきていると拒絶する心理が働きやすいです。これには、誤解を避けたい気持ちが関係しているのでしょう。
好き避け
相手に好意があるにもかかわらず、その気持ちを悟られたくない、恥ずかしい、あるいは「軽い女性」だと思われたくないという心理になることも。すると、あえて冷たい態度を取ってしまう場合があるのです。
自己嫌悪・自己否定
自分自身の状態に満足していない女性もいます。このため「今の自分では誰かを幸せにできない」と感じて、相手の好意を受け入れられず拒絶する心理になることもあるでしょう。
拒絶する心理になりやすい女性の特徴
拒絶する女性心理になる背景には、自己防衛のために人と距離を置こうとする傾向や、他者への信頼度の低さといった特徴があります。では、こちらの内容について詳しくお伝えしていきましょう。
愛着スタイルが「回避型」
心理学でいう「回避型愛着スタイル」を持つ人は、他者と親しくなりたい欲求よりも、距離を保ちたい欲求が高い傾向があります。
親密になることで傷つくことを恐れるため、感情を麻痺させたり、先に距離をとったりすることで自己防衛をするのでしょう。
過去に人間関係で深いトラウマがある
過去に裏切りやハラスメントに遭った、あるいは酷い失恋や依存的な関係など、深く傷ついた経験がある女性もいます。この場合には、二度と同じ経験をしないために、心のシャッターを閉ざしがちになるでしょう。
警戒心が強く秘密主義
自分のプライベートや弱みを他人に知られることに強い抵抗があり、他者に対して「信頼できるか」を厳しく見極めようとします。
少しでも馴れ馴れしい態度やプライベートに踏み込む言動があると、すぐに壁を作ってしまうでしょう。
完璧主義やプライドの高さ
自分は常に完璧で、弱い部分があってはいけないという信念があります。相手に心を開いて欠点を知られることで、自分への評価が下がることを恐れ、関わりを拒絶する場合もあるでしょう。
自立志向が強すぎる
人に頼ることを極端に避け、「自分のことは自分で解決できる」「解決すべきだ」と考えます。誰かとの関わりの中で、感情的な助けを求めることを拒絶し、全てを自分でコントロールしようとするでしょう。
自己肯定感が極端に低い
「自分には価値がない」という思いが強いため、他者からの好意や愛情を「どうせ嘘だ」「裏があるに違いない」と疑ってしまいます。愛を受け取るに値しない自分であると感じ、無意識に相手を拒絶してしまうタイプでしょう。
自分のことを話さない
常に聞き役に回り、自分の話をしない女性もいます。内面を見せないことで、自分への攻撃を防いでいるのです。
誰かと話していても、表面的な会話で済ませようとするため、深い感情を共有することができないでしょう。
人目を極端に気にする
周囲からどう見られているかを常に気にしすぎる性格の人もいます。特定の相手と親密になることで、「軽い」「調子に乗っている」などと批判されるのを恐れるタイプなのでしょう。
ネガティブな感情を「悪いもの」と捉える
悲しみや怒りなどの感情を出すことが苦手で、相手にネガティブな感情を見せてしまうと嫌われると思い込んでいます。感情を表に出す代わりに、関係そのものをシャットアウトするのでしょう。
目を見て会話することが苦手
心を閉ざしている人は、親密なアイコンタクトや感情的なやりとりから逃れるために、目を合わせることを避ける傾向があります。この態度が、相手に「拒絶されている」という印象を抱かせることもあるでしょう。
拒絶する心理になった時の対策
自分が相手を拒絶する心理になった時、それは「自分の心の安全が脅かされている」というサインです。では、そのような状況での理想的な対処法について詳しくお伝えしていきましょう。
相手から物理的・心理的に距離をとる
まず「拒絶したい」という自分の感情を尊重し、相手との接触を減らします。LINEや電話の返信を急がず、業務上必要な場合を除いてやりとりを控えましょう。
二人きりの状況を避け、必要であれば一時的に会わない期間を設けることが大切です。「今は余裕がない」と伝える方法もあるでしょう。
感情的にならないよう「今、個人的な事情で忙しくて、誰かと深く関わる心の余裕がないんだ」など、相手を傷つけず冷静に距離を置く理由を伝えましょう。
感情を安全な方法で吐き出す
「拒絶したい」という強い感情を頭の中に溜め込まず、安全な方法で解放しましょう。感情を書き出すことにより、気持ちが楽になる可能性があります。
紙やスマホのメモに「なぜ拒絶したいのか」「どんな言葉を言われて拒絶したくなったのか」を、誰にも見せないつもりで正直に書き出しましょう。
拒絶の理由を明確にする
拒絶の心理の裏には、様々な要因が隠れています。相手に原因がある場合には、相手の言動がこちらにとって不快、不誠実、または自分の価値観を侵害している可能性があるでしょう。
自分自身に原因がある場合は、親密になることへの過去のトラウマ、自己肯定感の低さ、あるいは単に今の生活で誰かと深く関わる心の余裕がないのです。拒絶する心理になったら、まずはこのように理由を解明することが理想的です。
関係を終結させるか継続させるかを決める
相手の言動に対して傷ついたり、価値観が決定的に合わなかったりするケースでは、無理せず関係を断ち切ることを検討しましょう。
曖昧にせず、簡潔に、しかし誠意を持ってその意思を伝えることが、長期的に見てお互いのためになるでしょう。
また、拒絶の原因が親密になることへの恐れなど、自分の内面にあるのなら、相手にプレッシャーを与えない形で「心の壁を低くする努力」を始めることが大切です。
女性が拒絶する心理になったら自分を客観視することが必要に
女性が拒絶する心理になったら、そのままにしておかずに現在の状況や自分の思い、考えについて客観視することが大切です。そうすると、今後どのように行動をしていけばよいのかが分かる可能性あるでしょう。
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