水晶を知らないという人はいないでしょう。もとは石英、すなわち二酸化ケイ素の結晶で、地球上にはごくありふれた鉱物です。その石英のうちで特に透明度の高いものを水晶と言いますが、水晶という名前にその性質の秘密が隠されています。

古くは純粋な水の結晶が鉱物になったものと考えられ、どんな人やものとでも寄り添うようになじむ性質を持つと言われます。人の心を癒し、諍いをおさめてくれるパワーストーンです。今日は水晶を持つことにより浄化される５つの理由をご紹介します。

水晶を持つことにより浄化される５つの理由

その１：落ち込んだ気分を癒してくれる

水晶の結晶を見たことがあるでしょうか？先端の尖った六角柱で、自然界に存在するとは思えない整った形をしています。あの形に水晶のパワーが表れているとも言えるのです。

水晶の結晶は太い方から気を吸い込んで呼び集め、先端の尖った部分からエネルギーを増幅強化して放出しています。ですから水晶の結晶を身近においておくと自分の気のエネルギーを自然界の気の流れと同調させて強化してくれる力を水晶は持っています。仕事や勉強が上手く行かなくて疲れたとき、落ち込んだとき、やる気が出ないときは水晶の力を借りてみましょう。

その２：喧嘩の仲直りのきっかけにも

水晶は純粋な水が結晶化して石になったものと言われていました。昔の人は水晶の性質に水と近いものを感じていたのです。水は様々なものをその中に溶かし、一つにしてくれます。また、別々の性質のものの間に入り、寄り添う媒体の役割をします。

水晶の働きは、ものや形に対してではなく、気の流れの世界で水と似た働きをするのです。例えば、仲の悪い人と人の理解を進め、お互いの力を良い方向へ協調して働かせます。また、喧嘩などで恋人や友人との気持ちが噛み合なくなってしまった時には、お互いの気を結晶の中で一つにまとめて先端から放出します。二人がまたお互いの気持ちを一つにするための手助けをしてくれるのです。

その３：願いを叶えるために

水晶は、人の思いに染まりやすい性質があります。水に絵の具を落とした時のように、さっと全体に広まってその人の思いと同調して強化してくれます。

ですから、今何かを強く願っている人は水晶の力を借りて、願望実現のエネルギーを強化することが出来ます。仕事で成功したいとか、異性の気持ちを掴みたいとか、願いは様々あると思います。是非水晶の力を借りることをお勧めします。

ただし、水晶はもともとネガティブな力をクリアーにする働きを持つものですから、他人をだまして金儲けがしたいとか、やましい気持ちがあっても異性と関係を持ちたいというようなネガティブな願望はそもそも持つべきではありません。

その４：笑う門には福来る

繰り返しになりますが、水晶はその場のエネルギーを吸収してネガティブな気をクリアーにしてくれます。さらに、良い方向へ強化して放出してくれるのです。

水晶の結晶の先端に手をかざすと、その気の流れを感じるとか、先端から青い光が天井に立ち上るのが見えるという人もいます。ですから、大きめの結晶を家に置いておくと、家の雰囲気が変わります。トラブルに巻き込まれたり、家族の関係があまり上手くいっていない場合などには、水晶の持つ力が働いて穏やかで幸福な家庭生活を実現してくれるのです。

その５：体調不良も癒してくれる

水晶の結晶構造は独特な二重螺旋の形をしています。その構造が、水晶の発する気に特殊な周波数を与えています。

生物のDNAが二重螺旋の形をしているのはご存知でしょうか？そうです。水晶の結晶構造はこれに似ているため、発生する気の周波数は生物の気の周波数と同調しやすいのです。そのために体調が優れない場合なども水晶がそれを癒してくれます。

全ての病気は気の流れが滞って起こると言われます。水晶が体の悪い気の流れを自然の気と同調させるのを助けてくれます。そして強化された気を返してくれるので、水晶は体調不良の時にも優れた癒し効果をもたらします。

いかがでしたか？

水晶の持つパワー、お解りいただけたでしょうか。最後に、水晶の取り扱いの注意点です。水晶はあらゆる気を吸い込む性質がありますので、近くにいる人、触れた人のあらゆる思いがその中に取り込まれます。そのため、長い間放置しているとせっかくのその働きが鈍ってきます。

ですので、半年から１年に一度、水晶自体を浄化することをお勧めします。方法はいくつかありますが、代表的なものをここに上げておきます。

水晶の浄化方法