リコリスの花の特徴や花言葉について知ってみよう!

リコリスの花の特徴や花言葉について知ってみよう!

リコリスの花の特徴や花言葉を知っておくと、生活に取り入れる際にも役立てることができる可能性もあるでしょう。カラフルな球根植物として人気があるリコリスは、日本で馴染みのある「ヒガンバナ」の仲間でもあります。

そこで今回は、リコリスの花の基本情報や花言葉についてご紹介しましょう。


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リコリスの花の特徴や花言葉について知ってみよう!

 

リコリスの特徴について

リコリスは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属に属しています。日本を含む東南アジアに分布する「ヒガンバナ」の園芸品種として人気が高い植物です。

原産地は日本や中国、ミャンマーといった東アジアの地域で、20種ほど確認されています。リコリスの花は品種が多く、開花時期も幅広くなっています。

早いものは7月頃、遅いものは10月頃に開花するといわれています。球根植物であるリコリスは、葉よりも先に花茎を伸ばして頂部に花を咲かせることが特徴です。

細い花弁をつけるタイプと、ユリのように幅広いタイプが存在します。いずれもエレガントで華やかな見た目をしていますので、通りがかった人の目を引く魅力があるといえるでしょう。

秋の庭や山野を美しく飾ってくれる植物です。また、リコリスの花は色が豊富であることも魅力のひとつ。色ごとに様々な花言葉が存在しています。

 

リコリスの色別の花言葉

欧米ではリコリスおよびヒガンバナはあまり一般的ではないといわれています。ここでは日本における「彼岸花」の園芸品種を指すリコリスの花言葉について、色ごとにご紹介していきましょう。

まずとてもポピュラーな赤色には、「情熱」「諦め」「悲しい思い出」などの花言葉があります。燃えるような赤い花にぴったりの「情熱」という花言葉だけではなく、悲しみなどのネガティブなメッセージも込められています。

日本では、彼岸花に対して不吉なイメージを持つ人が多いですよね。真っ赤な花弁が妖しげな雰囲気を醸し出していますので、少し怖いと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな認識が花言葉にも反映されているのでしょう。さらに、白色のリコリスには「また会う日を楽しみに」「想うはあなた一人」などの花言葉があります。

ここには大切な人を想うロマンチックな意味が込められているように感じることも。リコリスは秋の彼岸に咲きますので、ご先祖様に思いを馳せる人も多いかもしれません。

また、黄色のリコリスには「陽気」「追想」「深い思いやり」といった花言葉があります。黄色には明るいイメージがあり、悲しみを乗り越えて優しい心を手にするというメッセージが込められています。

 

代表的な品種や仲間

リコリスには様々な種類がありますので、代表的な品種についてお伝えしましょう。まず日本で馴染みがある「ヒガンバナ」は、広い意味ではリコリスと同じ植物となります。

しかしヒガンバナは日本に自生する赤い花であるのに対し、リコリスは園芸品種として扱われています。また基本的にヒガンバナは特定の品種を指していますが、リコリスはヒガンバナ科ヒガンバナ属に属する植物の総称でもあります。

日本ではこのような区別がされていますので、情報として知っておくとよいかもしれません。また「シロバナマンジュシャゲ」は、性質や特徴がヒガンバナに類似している植物。

ヒガンバナとショウキランの交雑種と考えられており、花弁の色や形が異なるタイプも多数存在しています。

他にも園芸品種だと、複色咲きのキュートな「リコリス・アルビピンク」や濃いピンク色と青紫色のグラデーションが美しい「リコリス・ジャクソニアナ」などがあります。

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リコリスを育てるうえで意識したいこと

リコリスの花言葉を把握したうえで、自分のそばに置きたいと思う場合もあるでしょう。そのためには自分で栽培するというアイデアもよいですね。

多少放任してもグングン育ってくれるリコリスは、ガーデニングの初心者にもお勧めしたい植物。まず、適した栽培環境は日当たりと風通しのよい場所です。

明るい場所なら半日陰でもよいかもしれませんが、花の数が少なくなる可能性があるので、できるだけ日の当たる環境で育てましょう。また、水はけのよい土を使うことも大切です。

どうしても水はけの悪い場所でしか育てられない場合には盛り土をすることがお勧め。堆肥や腐葉土などを混ぜ込み、ふかふかの土を作っておきましょう。基本的に暑さにも寒さにも強いのですが、品種によって異なる特徴もあるようです。気になる点は園芸店やホームセンターのスタッフに相談するようにしたいですね。

 

海外でも親しまれている美しい花!

ヒガンバナ属に属するリコリスは、日本では馴染み深い植物となっています。しかし意外と諸外国でも親しまれているもの。東南アジアに広く分布していますし、中国・揚子江の流域にも自生しているといわれています。

またリコリスは、アメリカの植物学者などにより研究や品種改良が進められてきました。そして日本の園芸家も育種に取り組むようになった背景も。あらゆる国で親しまれている植物であることから、日本特有の彼岸花に対するイメージに縛られないようにしたいですね。

日常生活の中でも、土手や田舎道などで見かけることがあるリコリス。たくましく自生している姿はとても美しいので、ぜひ自然豊かな場所へ観賞しに行ったり、庭で栽培してみたりするとよいでしょう。

 

いかがでしたか。

リコリスの花の特徴や花言葉については、詳しく知らなかった人もいるかもしれません。ヒガンバナと似た見た目をしていますが、花の色や性質によって呼び方が変わってくることも把握しておくとよいでしょう。

リコリスの花の美しさに興味を引かれた場合は、ぜひ園芸店のスタッフなどに話を聞いて知識を深めていくとよいですね。

 

まとめ

リコリスの花の特徴や花言葉について知ってみよう!

・リコリスの特徴について
・リコリスの色別の花言葉
・代表的な品種や仲間
・リコリスを育てるうえで意識したいこと
・海外でも親しまれている美しい花!

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