紫陽花の花言葉には素敵な意味が色々あります。降り続く雨のなか、憂鬱な気分を忘れさせてくれる素敵な紫陽花は、とても種類が豊富なことも魅力のひとつ。
昔から万葉集で詠まれるほどの存在感があり、多くの人の心に刻まれているでしょう。こんな紫陽花ですが、花言葉は色によって意味が異なります。
不思議と雨が似合う紫陽花、雨が降っている間からお天気になるまで、色々な色彩で私たちを楽しませてくれますよね。
見た目の美しさと同様にバリエーションが豊富な紫陽花の花言葉。ぜひ知っておきたい5つの意味についてお伝えしていきましょう。
スポンサーリンク
紫陽花の花言葉で知っておきたい5つのもの
神秘的
紫陽花は凛とした綺麗な魅力があり、冷たい雨が降り注ぐなか見ていると背筋がピンと伸びるような気持になります。
紫陽花のカラーの定番と言えば青や藍色がありますよね。これらの色は寒色系にあたり、一見冷たい印象を受ける人もいるでしょう。
紫陽花の花言葉には、「神秘的」以外にも「冷淡」「涼やか」「知的」といった意味があり、近寄りがたい存在というイメージもあります。
たとえばとても美しい女性に対して、とても綺麗だけど癒しよりも冷たさを強く感じる人がいますよね。そんな人には紫陽花の花言葉がぴったりです。
紫陽花は土壌のPHバランスによって酸性なら青、アルカリ性なら赤に近づくといわれています。七変化する色は気分屋の美人女性のたとえにもなりそうです。
謙虚
紫陽花には種類がとても多く、謙虚という花言葉を持つ種類の「ガクアジサイ」は小さな小花が満開になると、紫陽花とは思えないような違った魅力をアピールしてくれます。
ガクアジサイは海岸に自生して、別名ハマアジサイとも呼ばれていますが、花びらのように見える部分は実はガクに当たる部分。
大きな丸みを帯びた紫陽花の印象とはまったく異なり、可憐な花が花言葉の謙虚にも通じているのかもしれません。
梅雨時期のお花としてお馴染みの紫陽花は、湿った雨にじっと耐え忍びながら咲いています。
こんな姿を見るととても力強いエネルギーを感じるとともに、謙虚な美しさも納得できますよね。
紫陽花は装飾花とも呼ばれ、動物や虫を誘う特殊なお花のひとつ。花びらの魅力で誘い出し、生き物達が常に周辺に集まってくる人気ものなのでしょう。
スポンサーリンク
元気な女性
フランスでは紫陽花は土壌のアルカリ性により、赤やピンク色になりやすく女性的なイメージがあります。
またフランスは日本の梅雨時期にあたる6~7月はとても過ごしやすく、カラっとした気候のため気持ちが良い季節に咲く花として、元気な女性をイメージした花言葉の意味があります。
可愛いピンク色の花は、いつもニコニコしている可愛らしい女性の存在のよう。日本の梅雨時期には、ぜひ覚えておきたい紫陽花の花言葉ですね。
ピンク色の花は優しく癒されるタイプが多いなか、紫陽花はボリュームがあり元気を与えてくれます。
まるでお母さんのような力強さを感じることもあるでしょう。フランスの快適な季節と日本の梅雨時期、どちらも紫陽花の存在で毎日の生活を楽しくさせてくれます。
辛抱強い愛情
昔長崎に来日したドイツ人の医師シーボルトが日本国外追放になった際、紫陽花を自分の国に持ち帰りオタクサという名前を付けました。
この名前の由来はシーボルトが日本で愛した女性「くすもとたき」を想い名づけたといわれています。
遠く離れて会えなくなった人を想う「辛抱強い愛情」。そんなメッセージを込めた紫陽花の花言葉は、大切な人にプレゼントとして贈ってあげると素敵ですね。
また紫陽花は雨でもひたすら美しさを損なわず、周囲の人たちを喜ばせてくれる芯の強さを感じる花です。
開花時期がとても長く、ずっと続く梅雨の季節が過ぎるのをただひたすら待ち続ける姿は、耐え忍ぶ辛抱強い愛情なのでしょう。
離れて会えない恋人、片思いの人など、恋のメッセージとして紫陽花を贈ってみてはいかがでしょうか。
移り気
紫陽花の色は見事に変化して、見ている人の心を掴んでくれます。最初は薄いクリーム色に始まり、次は青、そして濃い青、次は紫、そして赤っぽい色へと自然のグラデーションは紫陽花の持つ魅力といえます。
この様子から来た花言葉は「移り気」。人の気持ちが変わっていくように花びらの色も変わり、それはさらに美しくなるための過程。心変わりするというよりは、生まれ変わって違う美しさを見せてくれているのでしょう。
紫陽花は表面的な色は変わっても、中身がずっと同じで強い信念を持っている人を想像させてくれます。
青から紫に変わっても、いつまでも同じ主張をし続けるとても強い花と言えるでしょう。移り気は、時には季節の変化のように自然で止めることができません。
美しく変化する姿は、パッと手放せない素敵な人の存在を思い出しますよね。
いかがでしたか。
紫陽花の花言葉は良い意味も悪い意味もありますが、受け止め方次第で自分にとっては大切な言葉になりますよね。
何気なく雨のなかで目にしていた紫陽花ですが、花言葉の意味を知るととても身近に感じるケースも。
変化する紫陽花の色は私たちの心と同じです。大切なのは価値観を変えず外側の美しさだけを色々と楽しむ点なのでしょう。
紫陽花の花言葉の意味を知ると、見方が変わりもっと様々な種類に囲まれたくなります。そんな魅力いっぱいの紫陽花は嫌な雨が続く中、パッと周辺を明るくしてくれる大切な存在です。今度雨が降った時は、紫陽花の花言葉を頭に浮べてみたいですね。
まとめ
紫陽花の花言葉で知っておきたい5つのもの
・神秘的
・謙虚
・元気な女性
・辛抱強い愛情
・移り気
☆こちらの記事もチェックしてみてださいね!
スポンサーリンク
ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!
コメント