引き寄せの法則というのをご存知でしょうか?自分がイメージしたり、感情が動かされた物事が実際に自分の人生に起きたり、出会ったりする。そんな出来事は誰もが経験していると思いますが、それは単なる偶然ではなくそれこそが宇宙に実在する法則であるとする考え方です。
それなら、お金や仕事の成功をイメージしたらそれが現実になるのか?と考える人は多いでしょう。実際多くの本も出版されていて、自分の生活に取り入れてその法則の存在を確信したという人や、一方で自分には引き寄せらしきことは起こらなかったという人もいます。
今日はこの、 引き寄せの法則について、知って役立つ!6つの引き寄せの法則の本質に迫る!をご紹介します。
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知って役立つ☆6つの引き寄せの法則の本質に迫る!
その1:そもそも、引き寄せの法則って?
もとは、20世紀前半に活躍した心理学者ユングが唱えたシンクロニシティの考え方に沿うものです。シンクロニシティとは、「非因果的同時生起」とか「共時性」と呼ばれ、一言でいえば人間の主観と客観は常に一致しているという考え方です。しかし、ユングは中国の古代思想である易経から影響を受けており、「木が揺れるから風が吹く」「弟子に準備が出来たとき、師匠がやってくる」という発想を西洋的に解釈したものともいえます。
その後ジョセフマーフィーなどキリスト教系のニューソートの思想に影響を与え、急速に広まり、また拡大解釈もなされました。
自己啓発書として有名な「思考は現実化する」などの考え方もいつの間にかこの流れの中に取り込まれて解釈されるようになり、改めて世に現れたのが「引き寄せの法則」と言えます。
その2:感情がナビゲーター
引き寄せの法則では、自分が望む現実に向かっているかどうかを知るための最も良いナビゲーターは自分の感情だとしています。愛を頂点として、楽しい、嬉しい、親しみ、など自分が心地よく感じる感情を抱いているとき、引き寄せの法則は良いものを引き寄せます。そして、悲しみ、怒り、憎しみ、迷いなど不愉快な状態にいるとき、引き寄せの法則は悪いものを引き寄せます。
仕事をしながらも、そのこと自体を楽しまず常に愚痴ばかり言って自分ばかりか周囲の気分も不愉快な状態にしている人に、良い人生がもたらされることはないということです。そう考えると説得力がありますね。
その3:もっと内なる声を聞きましょう
上の例についてもう少し考えてみましょう。自分の仕事について、なかなか儲からないとか、忙しすぎるとか、上司の〜〜が仕事ができないとか、いろいろ複雑な感情を抱く人は確かに多いものです。ですが、そもそも生活のためにお金が欲しくて仕事を始めたはずです。本来なら仕事ができることだけでも喜んでいいはずです。では、なぜ多くの人が仕事で感情を害し、複雑な思いのまま仕事をし、望んだ結果が得られないと考えるのでしょう。
それは、より深い部分からくる自分の声が聞こえなくなっているからです。仕事や、周囲の親しい人やパートナーや家族に対する感謝の思いは自分の中の深い場所にずっと漂っています。やがてそれが当たり前になり、無視してしまうようになります。そしてずっと浅い部分で感じる体のつらさや人間関係のもつれの方が自分にとって重要であるかのような勘違いをして、そこにネガティブな感情が生まれ、ネガティブを引き寄せるのです。
もっと自分の深い場所の本来の声に耳を澄ませましょう。
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その4:意識を向けたものが成長する
現実は自分が作っています。現実はどこまで行ってもニュートラルで、善悪も賞罰もありません。不幸な人生を作っているのは、自分の感情です。感情のレベルで自分の人生を不幸と感じればあなたは不幸な人生を歩みます。ただそれだけです。
先の例からも解る通り、自分の中の浅い感情から現れるネガティブな要素を大きな存在として評価してしまうのも自分です。それはやがてネガティブな行動につながり、現実の結果として現れるのです。つまり、自分が大きな存在だと評価し、そう意識したものが自分の人生の中で成長する。それが引き寄せの法則の本質です。
その5:ポジか、ネガかはただのマインドセット
物事に善悪も賞罰もないというのは仏教の教えでもあります。全ては無なのですから。
物事の善し悪しという考えをマインドセットと言います。現代の社会はマインドセットの複雑な織物で出来ています。勉強が、仕事ができるか出来ないか、お金が儲かるか儲からないか、金持ちか貧乏かは全てマインドセットです。金持ちもただの人間です。儲からない仕事も尊いことには変わりありません。仕事ができる人間に嫌みな人が多いのはどこの仕事でも変わりありません。人間はそういう生き物だからです。
そう考えて、マインドセットを一つ一つ脱ぎ捨てたとき、自分の中に深くからわき上がる感情に気がつくでしょう。そうです。自分が生きていることの感動です。
その6:何も引き寄せてはいない
ここまで考えてみると、一つ矛盾に突き当たります。「引き寄せの法則」に自分は何を求めるか、と言うことです。ネガもポジも浅はかなマインドセットに過ぎないのであれば、引き寄せの法則自体に何の意味があるのかということになります。
全てがニュートラルで、方向性も目的もなく、ただ生きているということに価値があるとすれば、いまあなたは最上の結果の上に既に立っています。全ての良きものを既に引き寄せた結果があなた自身と言えるのです。
いかがでしたか?
知って役立つ!6つの引き寄せの法則の本質に迫る!について紹介しました。人間関係、お金、仕事、恋愛、それでも人は人生にいろいろなモノをつい求めてしまいます。今度そうした思いが湧いてきたら、もう一度自分の内面を見つめ直してみてください。大事な忘れ物が見つかるかも知れません。
まとめ
知って役立つ☆6つの引き寄せの法則の本質に迫る!
その1:そもそも、引き寄せの法則って?
その2:感情がナビゲーター
その3:もっと内なる声を聞きましょう
その4:意識を向けたものが成長する
その5:ポジか、ネガかはただのマインドセット
その6:何も引き寄せてはいない
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