座禅をすることで得られる5つの効果

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座禅をすることで得られる5つの効果

座禅というものは誰でも知っていると思います。では、実際にやってみたことがあるかと聞かれると、案外少ないのではないでしょうか。

座禅と言えば山深い禅寺へ出向いて板の間のお堂に結跏趺坐で静かに目を閉じる。うっかりあくびなんかするとお坊さんに肩のあたりをピシャリと叩かれる。結構厳しい精神修行というイメージかもしれません。

しかし、座禅も瞑想の一種です。そこには現代でも、いや、ストレスの多い現代にこそ有効な素晴らしい効果があるのです。今日は 座禅をすることで得られる5つの効果をご紹介します。


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座禅をすることで得られる5つの効果

 

その1:ストレスが軽減される

座禅で重要とされるのが呼吸です。リズムをもって繰り返し、意識と無意識の中間にある運動である呼吸は、体と脳を程よく刺激し、リラックスさせてくれます。

自分の意識の状態を客観的に把握できるようになるため、集中を妨げる余分な情報を排除できるようになるのです。

プレッシャーがかかった状態で複雑な仕事をこなす場面など、普通強いストレスがかかると人は正しい判断ができなくなるものです。こうした時でも座禅の週間のある人は落ち着いて目の前の情報から必要な状況判断を冷静に下せるようになるのです。

 

その2:記憶力がアップする

座禅の初心者にとっては、雑音は避けるべきものです。音に対しては人は敏感に反応してしまい、すぐに集中を妨げられてしまうからです。

しかし、音がない環境の中でも、人の意識は一定ではありません。座禅は呼吸に意識を集中させるものですが、それがなかなか保てないことに気がつき始めます。

何もなくても揺れ動く自分の意識を客観的に捉えては逃し、捉えては逃しの繰り返しのなかで、雑音の中でも集中をたもつこと、そして不要な情報を遮断して必要なものに集中することを体得していきます。

ですから、座禅を継続すると、急激に記憶力がアップすると言われています。必要な情報を的確に吸収できるようになるからです。

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その3:創造性がアップする

座禅にはいくつか方法がありますが、自分の意識が勝手に色々なものに及んでいくことをそのままに委ねるという方法もあります。これも慣れてくると、自分が今何を考えているかを客観的に捉えることができるようになります。

これは、新しいアイデアを必要とされる場面などで有効に働きます。自分のイメージを自由に飛躍させ、膨らませて、全体としてはその時に求められている条件にフィットする形としてアウトプットする。それは自分のイメージを自分でコントロールする力があってこその能力です。

ビジネスでそうした場面が多い人は是非座禅を生活の中に取り入れてみてください。

 

その4:不安を和らげてくれる

人の脳は自分の体に異変を感じると、それがどんな原因からなのか想像しようとします。そして、それが痛みだった場合にはリスクコントロールのために感情的な不安を喚起するようにできています。

座禅によって、この痛み→不安への脳内での結びつきを弱くすることができます。

そして、状況に対する冷静で論理的な判断力が自分の体の状態についても適用されるため、痛みの原因が何かを正確に自分で判断できるようになるのです。

これは体に対してのことだけではなく、これから先に起きることへの予想などについてもありもしないことに無駄な不安を感じて判断を誤ることがなくなるわけです。

 

その5:集中力が向上する

ここまで読んできてくれた人ならもうお分かりかもしれません。座禅は集中力を高めてくれます。ある程度以上の時間をかける必要のある作業をこなす時、誰でも集中力を持続するのは難しいと感じます。

自分が今作業をしているPCを2~3回クリックすれば、好きな音楽やスポーツの情報にアクセスできる環境のなかで、時間と闘うようなタスクを続けて4時間も続けるというのはむしろその方が不健康なのかもしれませんが、現実としてそれを放棄することもできません。

座禅を継続した人は、その「現実」の方を冷静に捉えることができるのです。自分の「感情」が誘惑に負けそうな時でも、もう一度自分自身の軸足を「現実」の上にしっかりと立てることができます。

 

いかがでしたか?

座禅を組むことのメリットをお分かりいただけたでしょうか?最後に座禅によって体にどのような変化が起きるのか、簡単に書いて解説に加えたいと思います。

座禅には呼吸が大切と書きましたが、リズムを持った運動がセロトニンの分泌を促し、脳をリラックスさせてくれます。セロトニンは副交感神経に働く神経伝達物質で、食欲を高め、睡眠を促し、筋肉を休息させてくれます。

長い時間じっとしていなければ効果がないと考える人も多いのですが、瞑想だけなら実はそんなことはありません。初心者のうちは1日1回、たったの2分でも脳に大きな変化が現れます。これなら職場でもPCを再起動させている間にデスクで静かに目をつぶっていればできるわけです。

みなさんも脳のストレッチという感覚で普段の生活に瞑想と座禅を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

座禅をすることで得られる5つの効果

その1:ストレスが軽減される
その2:記憶力がアップする
その3:創造性がアップする
その4:不安を和らげてくれる
その5:集中力が向上する

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