運気アップのためにパワーストーンを身に付ける人は多いですが、最近は数珠のブレスレットを付けている人をよく見かけます。

そもそも数珠はアクセサリーではなく、お葬式などで使われるように邪気を払う魔除けとして使用される仏具ですが、それを常に身に付けていられるように、1粒を小型にしてブレスレット型にしたモノが人気となっています。

今回は数珠のブレスレットが与えてくれる効果をご紹介したいと思います。

数珠のブレスレットが与えてくれる５つの効果

数珠の意味することとは？

数珠とは108個の珠に穴をあけて糸でつないで輪にしたモノで、本来は「魔除け」の仏具であり、邪気が入ってこないように自分の身を守るために身につけるモノです。宗派によって数は異なるようですが、108個というのは除夜の鐘と同じく「煩悩の数」ですよね。煩悩を取り除いて、今までの罪に対する懺悔の意味で心を清める時に使ったり、お葬式やお墓参りなどで使うのが数珠の本来の使い方です。

108個となればたとえ小さな珠でもかなり大きな輪になりますが、最近ではブレスレットとして使いやすくするために18～43個の珠が使用されている「片手数珠」や「一輪数珠」が人気で、厄除けや運気アップのお守りとして付けている人が増えました。

数珠に使われる素材で一番有名なのは「菩提樹」の実ですが、これはお釈迦様が悟りを開いたのが菩提樹の下だからと言われていて、菩提樹の木の実を紐に通しながらひとつずつ指でなぞって仏の名前を唱えたのが数珠の起源とされています。

幸運を招く数珠とは？

もちろん菩提樹以外にも数珠のブレスレットに使用される石も沢山ありますが、中でも幸運を招くと言われているパワーストーンがあります。

「クリスタル」と呼ばれている無色透明の「本水晶」は、日本の象徴石であると同時に、魔除けとしても有名な仏教上の「7宝」の1つでもあります。強い力で邪気を払い、幸運を招き入れてくれるでしょう。

高貴な紫色のパワーストーンで「アメジスト」と呼ばれている「紫水晶」は、心の中の不安を取り除いて、幸運と安らぎを与えてくれるという意味があります。

神秘的なグリーンが印象的な「本翡翠」は、聖なる石と呼ばれて崇められているので、あらゆる方面での幸運が期待できますよ。

珍しい黒のパワーストーンである「オニキス」は、昔から富の象徴として利用されることが多く、成功を得るための忍耐力を与えてくれるおかげで繁栄を得ることができるという効果があるでしょう。

金運・仕事運を招く数珠とは？

「ブルータイガーアイ」と呼ばれている「青虎目石」、「レッドタイガーアイ」と呼ばれている「赤虎目石」は、邪気を跳ね返す強力な力を持っています。洞察力や決断力を養うことで、仕事面での成功に導いてくれるでしょう。

太陽の象徴である黄色いパワーストーンで「シトリン」と呼ばれている「黄水晶」は、商売繁盛を叶えることができるので、仕事も金運も順調な満足感に溢れた人生が送れると言えます。

「トルマリン」は弱った心や体力を回復させて、集中力や理解力を高めるので、新しい仕事を始める時や環境が変わる時に幸運をもたらしてくれる数珠ですよ。

運気を高める数珠とは？

マットなシルバーの「ギベオン隕石」はナミビアで発見された石ですが、おそらく4億5千年程前に宇宙から飛んできた隕石だろうと言われています。これだけでも何となく魅力的で興味深いですが、意志が強くなり問題解決力を高めて運気をアップさせるという効果もありますよ。

疲労回復に効果があるのは「グリーンアメジスト」で、肉体的にも精神的にも疲れている人に癒しを与えて、悪い気を取り除いてくれる数珠です。

健康や長寿には「メノウ」、安産など出産に関する運気を上げるには「珊瑚」、恋愛運をアップさせるには「インカローズ」をブレスレットにしてみましょう。

複数身に付ければ効果アップ？

数珠のブレスレットを何個も重ねて身に付けている人も多いですが、その場合は数珠同士の相性を考えた組み合わせにしなければいけません。例えば気持ちを落ち着かせる癒し効果に優れている数珠とエネルギーを活性化してくれるような数珠の組み合わせがオススメですね。

お互いの効果を邪魔するような組み合わせでも運気が下がるというわけではありませんが、それぞれの効果が半減してしまうということは考えられるでしょう。

数珠は多ければ多いほど効果も上がるというわけではないので、5本付けたからといって5倍の効果を得られるとは言えません。それよりも自分が今必要としている効果がある数珠や、お気に入りの数珠をブレスレットにして1本でつけている方が気持ちが通じると言えるでしょう。

お洒落の一環として数珠のブレスレットを身に付ける場合でも、どうせなら良い運気を取り入れてくれる方が良いですよね。

是非ご紹介したようなそれぞれの数珠が持っており効果を知ったうえで、お気に入りのブレスレットを作ってみて下さいね。