失恋ソングは失恋したとき以外にも女性は特に聞きたくなりますよね。切なくなりたいときや、思いっきり泣きたいときなど失恋ソングは、女性がふと聴きたくなるフレーズがたくさん詰まっているのです。

もちろん、失恋したときに聞く「失恋ソング」は、自分の状況と重なることが多いため、感情移入しやすい女性はさらに悲しみに思いふけることでしょう。

一時話題になった「涙活」は、日常のストレス発散にも効果的ですので、泣ける失恋ソングを聞いて涙を流すことはとても良いことだと言われています。今回は、失恋ソングの中でも特に女性だけに聞いてほしい楽曲を５曲ご紹介します。

失恋ソングで女性に聞いてほしい５曲はこれ

「First Love」宇多田ヒカル

初恋をテーマに描かれたせつないこの楽曲は、大人の失恋ソングに聞こえますが、実は宇多田ヒカルが１６歳のときに書き上げたことでも話題になった楽曲ですよね。立ち直れない女性の気持ちを大人びた世界観でとてもリアルに表現されています。前向きになろうと思っても、一歩進むことすらできない悲しさが胸に突き刺さります。

新しい恋愛をするには、まだまだ時間が必要であり、まだ忘れられないくらいに好きな気持ちでいっぱいな自分に踏ん切りをつけようと思わせてくれる楽曲になっています。

「君の知らない物語」supersell

優しい歌声に、「好きでした」と過去形でつづる失恋ソングに、女性だけでなく男性もせつなくなる楽曲です。どこかさわやかで懐かしい感覚に青春を感じることでしょう。恋心がせつなく表現されていて、気づいたら涙が零れ落ちてしまうかもしれません。星座が歌詞に出てくるところがsupersellらしくて、どこか果てしない掴めない恋の結末のような気持ちにさせてくれます。

失恋ソングは、女性目線で描かれているとさらに感情移入でき、泣けてくるものがありますよね。ずっとリピしながら聞いていると気持ちが吹っ切れそうになる楽曲です。

「たとえどんなに･･･」西野カナ

西野カナといえば初期のころは失恋ソングの歌姫とも呼ばれていましたよね。すべてがせつなくて、重い。これが女性の気持ちなんです！という心の叫びがものすごく詰まった歌詞が共感できます。この「たとえどんなに･･･」は、男女の恋の価値観のちがいがわかりやすく描かれた失恋ソングです。彼氏に甘えすぎて、すべてを押し付けていただけだったかもしれないという後悔の繰り返し･･･。

心の中ではわかっていても、素直に謝ることができなかったり･･･。少しずつお互いの歯車が合わなくなったきっかけがわかる、ちょっぴりツライ楽曲に胸が痛くなるかもしれません。

「私たちは絶対にヨリを戻したりはしない」MACO

この楽曲はテイラースイフトの楽曲「We Are Never Ever Gettijg Back Together」の日本語バージョンです。「テラスハウス」でおなじみの楽曲なので、曲が流れたらすぐ気づく方も多いでしょう。

テイラーが歌う原曲が好きという方と、MACOが歌う日本語バージョンの方が好きだという方と意見が分かれるかもしれませんね。しかし、MACOがカバーしたことにより、今まで洋楽に興味を示さなかった方も、洋楽に親しみやすさを覚えたのではないでしょうか。

MACOが歌う日本語バージョンもYouTubeでの再生回数が、１３００万回数を超えるほどの反響があったのはご存知でしょうか。このカバーソングで、一躍配信サイトでも名前が知られるようになり、「第二の西野カナ」という呼び名もあがるほどになりました。強がる女の子の失恋ソングに、思わずひとりひっそり涙を流したくなります。普段、強がっている女性は必聴です。

「Ｍ」プリンセスプリンセス

失恋ソングのなかでも、女性にとって伝説とも呼ばれている名曲「Ｍ」です。この楽曲が発表された時代にまだ生まれていなかった世代も、カラオケやカバーソングとして聞いたことがあるかもしれません。

つい最近まで再結成して活動して話題にもなりましたので、再びこの楽曲を聞いた方も多いことでしょう。何年たっても色あせない楽曲は、今の音楽シーンの原点を作ったといっても過言ではありません。

この楽曲は失恋した直後に、当時ドラムを担当していた富田京子が泣きながら書いた歌詞ということで、当時のファンに「Ｍ」の正体が誰なのか、ということでも話題を呼んだとか･･･。改めて聞くとずっしりと重い気持ちになるかもしれませんが、女性のせつない恋心が伝わる楽曲です。

いかがでしたか。

失恋ソングは、気持ちが重くなるしつらくなるから聞きたくないという方もいるかもしれません。しかし、人目を気にせず泣きたい気分のときや、誰にも打ち明けられない悩みがあるとき、または一人でちょっと空しくなったときなどにひっそり聞くのもおすすめです。今回は、女性アーティストが歌う失恋ソングをお伝えしましたが、もちろん男性アーティストが歌う失恋ソングもたくさん良い楽曲があります。

あなたの心に寄り添ってくれる楽曲に包まれて、泣きたいときはおもいっきり涙を流してください。その分だけ、溜めていた心の重荷が軽くなるはずです。幸せは、いつでもあなたの手の届くところにあります。失恋ソングを聞いて悲しみにちゃんと浸れたら、振り返らずに明日からは笑顔で前を進んでいきましょう。