ガーベラの花言葉について知りたい、花の特徴や魅力が気になるという人は多いですよね。ガーベラといえば、フラワーアレンジメントでもよく用いられるポピュラーな花で、日本では春と秋に色とりどりの美しい花を咲かせます。
可愛らしく華やかな印象があり、お庭で育てたいと思う人も多いはずです。では今回は、ガーベラの花言葉や特徴について詳しくご説明していきましょう。
スポンサーリンク
ガーベラはどんな花？
ガーベラは、道端や公園の花壇などでも見かけることがあり、人々の暮らしのそばにある花です。では、どのような特徴や魅力があるのかについて詳しく見ていきましょう。
全国各地で親しまれる多年草
ガーベラは、キク科ガーベラ属の多年草です。温帯な地域に分布しており、熱帯アジアやアフリカでも見られる花です。日本では、開花時期は春と秋ですが、多くの地域で生産されているために1年中手に入れることができます。
ガーベラは、花の直径により大輪・小輪に分類されます。また、咲き方も多種多様で、一重咲き、半八重咲き、八重咲き、スパイダー咲きなどが存在します。
花の色はピンク色やオレンジ色、黄色や白色、赤色とかなり豊富にあるため、どの季節も見ている人を楽しませてくれるでしょう。
人気の品種
ガーベラは、ヨーロッパで品種改良され、切り花用として流通している品種は2,000以上もあります。そのうち90%以上が日本国外から輸入された品種といわれています。
人気の品種には、まず「ミノウ」があります。こちらは淡いオレンジ色のガーベラで、色味や大きさが安定していることが特徴です。
花束やフラワーアレンジメントでもよく見かける品種で、柔らかく上品な印象があります。「ブルーアイ」は、美しいマゼンタのガーベラです。
紫色にも似た濃いピンク色で、シックかつダークな魅力があります。同色系の花や黒い花などと組み合わせて、大人っぽく美しい花束に仕上げることもできるでしょう。
プレゼントに適しているシチュエーション
プレゼントにも用いられることがあるガーベラ。では、具体的にはどのようなシチュエーションで好まれることが多いのでしょうか。まず挙げられるのは、誕生日祝いです。
ガーベラは華やかで明るい印象がありますので、ハッピーなシチュエーションに最適。また、ガーベラはカラーが豊富なので、相手の好みや関係性に合わせて工夫しやすいことも特徴です。また、母の日や父の日にプレゼントするのも素敵ですね。
ガーベラは色ごとに様々な花言葉がありますので、心を込めて最も適したものを選ぶことが可能なのです。
ガーベラの花言葉
ガーベラ全体の花言葉には「神秘」「崇高美」「希望」などがあります。では、ガーベラの花言葉について色別に詳しくご紹介していきましょう。プレゼントに適したメッセージや、生活に取り入れたくなる素敵な言葉が色々と添えられています。
ピンク色のガーベラ
ピンク色のガーベラには、「熱愛」「感謝」「思いやり」といった花言葉があります。上品なイメージにぴったりな優しいメッセージの他に、情熱的な愛情にまつわる花言葉も。
大切な人に対する熱い想いは、ピンク色のガーベラに託すことが最適です。特に恋人やパートナーへの深い愛情を伝えたい時には、素敵な花束にしてプレゼントしてみてもよいでしょう。
オレンジ色のガーベラ
オレンジ色のガーベラには「忍耐強さ」「冒険心」「神秘」という花言葉があります。鮮やかなオレンジ色は、新しいことにチャレンジする前のワクワク感を連想させるものです。
このため新たな門出に立っている人や、節目の年を迎える人に贈りたい花といえるでしょう。どの色にするか迷った時に選ぶと間違いないカラーともいえます。
黄色のガーベラ
黄色のガーベラには「究極の美」「究極の愛」「優しさ」「親しみやすさ」という花言葉があります。黄色は温かみのあるカラーで、身近にいる大切な人に「これからも一緒にいてほしい」という気持ちを伝える際にぴったりです。恋人やパートナーはもちろん、友人や同僚への贈り物としても適しています。
白色のガーベラ
白色のガーベラの花言葉には「希望」「律儀」「純潔」という花言葉があります。どれも白というカラーが持つ清廉なイメージにぴったりの花言葉です。
結婚式などのお祝いごとにもぴったりですし、母の日のプレゼントとして用いたり、愛する女性に贈る花束に取り入れたりするのも理想的でしょう。
赤色のガーベラ
赤色のガーベラには「燃える神秘の愛」「限りなき挑戦」「常に前進」という花言葉があります。情熱的な赤色にふさわしい力強いメッセージが込められており、元気づけたい相手に贈るのに適しています。
応援したくなるような素敵な人や、何歳になってもモチベーションを保ち頑張っている人にエールを込めて、赤色のガーベラをプレゼントしてみましょう。
ガーベラの育て方
ガーベラをお庭で育ててみたいと思った時は、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。では、ガーベラの育て方のコツについて詳しくお伝えしていきましょう。
適切な環境
ガーベラは、日当たりがよく温暖な気候を好みます。日照りが少ない場所で育てると、葉が茂るばかりで花が咲きにくくなる可能性があるため、鉢植えの場合は半日以上は日光の当たる場所に置くようにしましょう。
種まきの時期は、春か秋が最適です。発芽適温は20～25℃で、人間にとっても適度に温かく過ごしやすい環境を好むのがガーベラの特徴です。
また、風通しや水はけがよいことも大切です。苗を植え付ける時は、少し盛り土をして高くしておくと、水はけがよくなることが期待できるでしょう。
ガーベラは雨に弱いため、もし鉢植えで育てる場合、梅雨の時期は雨が当たらない場所で管理することもとても大切です。
水やりの頻度
ガーベラは、土が乾いたタイミングで水やりをしましょう。水はけをよくしながらも、水切れさせないように管理することが大切です。多湿の状態が続くと根腐れを起こしやすく、乾燥している状態が続くと成長が止まりやすくなってしまいます。
鉢植えの場合も地植えの場合も、土を触ってみて乾いていたらたっぷり水を与えてあげましょう。
上手に栽培するための注意点
ガーベラは肥料を好む草花なので、定期的に追肥することで元気に育ちます。開花中の春と秋に追肥が必要で、置き肥をするなら少し離れたところに置くようにしましょう。
また、病害虫にも注意が必要です。ガーベラを育てるうえで気をつけたいのは、アブラムシ、うどんこ病、白絹病です。アブラムシは春に多く発生する害虫で、新芽や茎、葉などにくっついて吸汁します。
うどんこ病は、粉をまぶしたように葉などが白くなります。初夏や秋に発生しやすく、悪化するとどんどん広がっていくので早めに対処しましょう。
白絹病はカビによる伝染病で、簡単な対処では上手くいかないことが多いです。夏に発生しやすく、もし発見したら他の株とは分けて、なるべく早く処分することが必要です。
ガーベラの花言葉を知って大切な人に贈ろう！
ガーベラの花言葉には、大切な人を想う気持ちにぴったりの素敵なメッセージがたくさんあります。花を贈ったことがないという人も、ガーベラならきっと日常生活の中で見たことがあり馴染み深いはずなので、迷った時はぜひ選んでみてください。
どの色にするか悩んだ時には、贈る相手のことをイメージしながら、その人に合うものや二人の関係性に適しているものを選ぶように心がけたいですね。
花に想いを託すのはとても素敵なアイデアなので、勇気を出してぜひトライしてみましょう。
☆こちらの記事も読んでみてくださいね！
スポンサーリンク
コメント