瞑想の効果を感じる5つの瞬間はいつ?

瞑想の効果を感じる5つの瞬間はいつ?瞑想の効果を感じたことはありますか?瞑想というと、少し怪しげな雰囲気を感じる方もいるかもしれませんが、最新の研究で瞑想には様々な効果があると実証されています。

瞑想は英語で「メディテーション(Meditation)」といい、「完全にする、治療する」という意味の「medicus」に由来します。薬は英語で「メディケーション(Medication)」といい、同じ語源です。

語源から見ても、瞑想は体に良さそうな気がしてきますが、実際、瞑想には様々な効果があります。今回は瞑想の効果を感じる5つの瞬間をご紹介します。


 

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瞑想の効果を感じる5つの瞬間はいつ?

 

神的に落ち着いたと感じる

瞑想をやって最も効果を感じる時は、精神的に落ち着ついたと感じる時です。精神的に不安になる原因は、体内のホルモンの乱れや精神的な負担による脳の疲労などです。

瞑想はホルモンバランスを整え、脳の疲労を回復する作用があります。人間はストレスを感じると交感神経が優位になり、コルチゾールというホルモンを分泌します。

コルチゾールは起床をうながすホルモンで、体の血圧を高め、すぐに動ける状態に促すホルモンです。ある一定の量であれば問題ないのですが、ストレスが解消できないとコルチゾールの量が増えすぎ、体が常に“臨戦態勢”となってしまいます。すると自律神経が乱れ、様々な症状を引き起こすのです。

瞑想はこの乱れた自律神経を整え、副交感神経を優位にさせてくれるため、精神を落ち着かせてくれます。以前よりもイライラした感じがなくなり、物事にたいして客観的な視点で見ることができるようになってきます。

また、考えすぎが原因の場合は、精神的な負担を取り除くために、一旦思考をストップさせなければなりません。これが案外難しかったりするのですが、瞑想ではこれができるのです。

瞑想をしている脳をMRIで分析すると、完全に思考が止まった状態だということがわかりました。瞑想で思考を止めることにより精神的な負担が減り、落ち着いた状態に戻れるようになるのです。

 

ひらめきやインスピレーションが増したと感じる

瞑想をした後、今まで気づかなかったことに気づいたり、ふとしたアイデアが沸いたりするようになったと感じる時があります。

例えば、何か考え事をしていたとします。お風呂に入ってぼーっとリラックスしていたら、突然ひらめいたとか、今まで気づかなかったことに気づいたとか、意識が急に目覚めたような瞬間がありませんでしたか?

これが瞑想状態になった時に起きていることです。瞑想をすると、意識と無意識の境界線が薄れてきます。すると膨大な知識を保っている無意識とつながり、色々なアイデアが浮かぶようになるのです。

瞑想を習慣にしていると、特に意識をしなくても自然と無意識とつながれるようになります。何気ない生活を送っている時に「こうしたほうが良い」とか「こういうことだったのか」という啓示的なことが突然浮かんだりします。こんなことが起きると、瞑想には効果があると強く実感できるでしょう。

 

寝つきが良くなる

瞑想を行うと、寝つきが良くなった、熟睡できるようになったという声をよく聞きます。

瞑想は、脳が睡眠中に行う記憶の整理を目覚めている時に行う作業です。起きている時に瞑想を行った分、睡眠中の脳の作業量が少なくて済みますので、その分熟睡につながります。中には睡眠時間が以前より短くなったのに、すっきりと起きられるようになったという方もいるようです。睡眠時間が長く取れない人も助かりますね。

 

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頭が冴え、判断力がついたと感じる

何か考え事をしている時、脳は常に判断しようと働いていますが、これには酸素を使います。さらに何らかのストレスが加わると脳内の酸素が不足するようになり、頭がボーっとなって判断力が鈍ってきます。

瞑想時に深呼吸を繰り返し行うことにより、大量の酸素が脳に送り込まれます。これにより脳内が再活性化し、頭が冴え、判断力がついてくるのです。

 

ストレスや病気、老化防止に効果がある

瞑想は、ストレスから来る病気やアンチエイジングにも効果があります。

ストレスが長期的に続くと精神的な影響だけでなく、動脈硬化や心筋症、暴飲暴食による胃腸の弱りなど、身体的な影響が出てきます。特に動脈硬化や心筋症は、命を危険にさらす重大な病気です。

瞑想はストレスそのものを解消し、ストレスが原因で引き起こされる様々な病気も予防することができます。

また、瞑想はアンチエイジングにも効果があると言われています。アンチエイジングには体の細胞を若く保つことが必要ですが、これには十分な睡眠と、ホルモン分泌を正常に保つことが大切になってきます。瞑想を行うと、睡眠を促す「メラトニン」や若返りホルモン「デヒドロエピアンドロステロン=DHEA」が分泌されるので、アンチエイジングに効果があるのです。

また、瞑想は老化そのものを遅らせることができるとわかってきました。

最近の研究で、老化の原因は、染色体を構成するひも状の細胞「テロメア」が短くなることであるということが発見されました。テロメアの長さを保つことが老化を食い止めることになるのです。

そこで、目を付けたのが瞑想です。瞑想をする人としない人のグループに分け、それぞれのグループのテロメアを一定期間調べてみると、瞑想を行った人のほうがテロメアの長さを保っているという実験結果が出ました。つまり、瞑想がアンチエイジングにつながっているとわかったのです。また、ある研究グループは、瞑想はテロメアだけでなく、心臓血管系の病気の改善にも役立っているという調査結果を発表しています。

  

いかがでしたか。

瞑想には精神的な効果だけでなく、身体的な効果、さらにアンチエイジングにも効果があるとわかりました。様々な効果が期待できる瞑想。毎日少しずつでも取り入れ、心身ともに充実した生活を送ってくださいね。

 

 まとめ

瞑想の効果を感じる5つの瞬間はいつ?

・精神的に落ち着いたと感じた
・ひらめきやインスピレーションが増した
・寝つきが良くなる
・頭が冴え、判断力がついたと感じる
・ストレスや病気、老化の防止

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